ファストフード2004年に、『スーパーサイズ・ミー』という映画が世界中で大ヒットしました。日本でも公開されたので見た方も多いと思いますが、衝撃的な内容です。映画の題名スーパーサイズ・ミーは日本語に訳すと、「僕を特大にしよう」という意味。

監督のモーガン・スパーロック氏(映画公開時34歳)自ら、1力月という期間1日3食ともひたすら大手チェーンのハンバーガーを食べ続けたという、アメリカのドキュメンタリー映画です。モーガンがこんな実験を始めたのは単にハンバーガーが好きとか有名になりたいだけではありません。2人の10代の肥満女性が大手ハンバーガーチェーンを訴えたのがきっかけです。

つまり自分たちが肥満になったのは大手ハンバーガーチェーンが肥満に関する情報を客に与えずに肥満を誘発する食事を提供したからだというのです。

モーガンはそれを実際に試そうというのです。

1日3食、ハンバーガーを食べ続けた結果はどうなったか
医者も太鼓判を押したモーガン・スパーロック氏の健康体は、5日目で4.2kg増に。168だった総コレステロール値も18日目には225に。勃起も不能に。鬱状態にもなるが、ハンバーガーを食べると気分爽快になり、さらに食べたくなっていく。

だが、そのうち、食べると吐くようになる。医師から中毒症状と診断され、直ちにハンバーガーを食べるのをやめなさい、でないと死亡するとの最終警告を受けるのです。映画では1力月間ハンバーガー食べ続けた体調変化の克明な記録と同時に、現代のこどもたちが置かれている食環境の劣悪さが描かれています。

それは学校給食関係者ファストフード関係者の証言などで、ユーモラスなタッチで明らかにされていきます。
映画の影響なのかどうかは分からないが、大手ハンバーガーチェーンでは、ヒッグサイズハンバーガーの販売を中止しました。

ファストフードを代表するメニューであるハンバーガーには、「脂質が高すぎる」「原材料が分からない」などの批判が、かねてからありました。

そうした潜在的不信感かこの映画の大ヒットにつながったのは明らかです。ファストフードのハンバーガーはパティ(肉)を焼き、それを調理したパンに挟んで提供します。パティは、牛肉、豚肉、馬肉、めん羊肉、山羊肉などの横隔膜の切り落としや屑肉を主原料にしています。

このほか、コストを下げるために増量効果を狙って脱脂大豆(大豆カス)を使用したりします。そして、脱脂大豆と肉類をうまくなじませ、結着させるために、「アルギン酸ナトリウム」「カゼイン」といった食品添加物の糊料を添加するのです。残念ですがそこには健康な要素はありません




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