外食のなかでもの不振が続くファミリーレストラン店舗売上高は?
「フレンドリー」店舗価値が高いのは?「ロイヤルホスト」原価率は?
ジョイフルは、洋食メニュー中心のファミリーレストランを展開。同社の各店舗の1日平均の売上高は24.3万円。内訳はグリル(ハンバーグ類)6万円強、定食5万円弱といったところ。用意している座席はおよそ130席であり、1座席の1日売上高は1857円という計算になる。店舗の資産価値は2000万円強。店舗運営は従業員1.3人とパート10人強で担う。

同社は地盤の九州から東北にかけて広い地域で店舗を手がけているが、1店舗1日平均の売上高が多いのは中部エリア、次いで近畿エリア。食材の購入やロイヤリティの支払いなど、ジョイフルのFC各店舗の本部への貢献は、1日8.8万円である。

フレンドリーは、全国展開のジョイフルとは対照的に近畿中心。ファミリーレストランに加え、居酒屋やうどん店など も展開しており、業態によって1店舗1日平均の売上高は20万円弱から36万円までと幅広い。全店舗平均は30万円強、1座席当たりは2500円である。

店舗平均価値が高く出ているのは、新店が多い「香の川製麺」や、土地所有の「ハッピーコング」が押し上げていることも要因。新規オーブンの場合は既存店より資産価値が高く出るのが一般的。店舗の土地を所有している場合も同様だ。

ファミリーレストランとして知名度が高い「ロイヤルホスト」を手がけているのはロイヤルHD。ただし、同社は天丼「てんや」、国際線を含めた機内食、さらには「リッチモンドホテル」などを幅広く展開。「ロイヤルホスト」の各店舗の年間平均賃料は1800万円弱とやや高め、「てんや」はおよそ1000万円といったところだ。

ところで、外食のなかでもファミリーレストランの不振が叫ばれるようになって久しいが、実際はどうなのか。

ジョイフルは1000円の飲食を提供して営業利益を確保しているが、フレンドリーは連続して営業赤字。ロイヤルHDの営業利益も低いといっていいだろう。「ロイヤルホスト」の売上高は478億円、441億円、384億円、362億円、351億円と右肩下がり。原価率は29.3%、人件費率は31.9%といったところだ。


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